お疲れ様です!宅建士のRenです。
今日も行政書士試験関係の記事です。
昨日は資格予備校関連の内容が多かったので、本日は独学で行政書士試験の勉強をする方法について書いていこうと思います。
私自身、まだ受験していないので、信ぴょう性はあまりないかもしれませんが…
一受験生の勉強のやり方ということで、少しでも参考になれば嬉しいです。
まず何が必要か?
行政書士試験に限らず、資格試験は「どんな問題が出るのか」をまず把握することが大切だと思います。
わからなくても良いから、ざっと過去問に目を通すことが大切です。
そうでないと、どんな勉強をしていけばよいかわからないですからね。
私の場合、試験科目がなにかもよくわかっていませんでした(笑)
そこで、私がテキストを選んでいった過程や理由が分かるように時系列で選んだ順に書いていこうと思います。
あなたの場合はあなたの状況があると思いますので、ご自分の場合に落とし込んで何が必要か考えるきっかけにしてくださいね!
①まず問題集!【合格革命 行政書士肢別問題集】
行政書士試験では記述もありますが、なんといっても点数の大半を占める択一式問題の対策が必須です。
さらに私の場合、どんなことが問われるかもよくわかりません。
そこで、過去問から選ばれている問題集を選ぶ必要がありました。
試験問題の把握をしつつ、対策もできて一石二鳥です。
この問題集は試験日まで使うつもりで選んでいますし、実際のところ現在も私の主力問題集です。
一日の勉強時間のほとんどはこの問題集をやっています。
選んだのは合格革命の肢別問題集です。
どういう問題集かというと、過去問から抜き出した選択肢の正誤を判断するというものです。
行政書士試験の択一式は五肢択一なので、正誤判断があやふやでも消去法的に正解することが可能ではあるのですが、正確な正誤判断ができれば正解率もあがるし、後述する記述問題にも役立ちます。
過去問の問題集には大きく分けて二つのパターンがあります。
一つは私が選んだ肢別形式の問題集。
もう一つはウォーク問などの実戦形式の五肢択一型問題集。
ウォーク問のメリットは行政書士の本試験と同様に5つの選択肢の中から正解の肢を導く練習になるということ。
行政書士試験では試験時間が3時間で、きびきび問題をこなさないと時間的に厳しいです。
ひとつひとつ吟味するというより、誤りの肢をさっさと切れるかどうかが重要になってきます。
こう書くと、ウォーク問の方が良さそうですし、肢別とウォーク問の両方をやる受験生もいます。
しかし、私は肢別一本に絞りました。
なんでかというと、私の場合、どうしても消去法で答えを導こうとしてしまうんですよね。
でもそれだと、本番で「同じ内容なのに聞き方が違う」というような問題に対応できなくなってしまいます。
法律系の資格は少なからず、応用力が必要になります。
その応用の前提は正確な基礎知識です。
基礎知識を入れず、その問題形式のときのみ答えがわかるというのだと厳しいかなと思ったのです。
もちろん、ウォーク問の方が本番練習にもなって有用性が高いというかたもいるでしょう。
それは人それぞれということで…
なにはともあれ、この問題集がないことにはほかの教材も選びようがありませんでしたので、私はこれを選びました。
②次はテキスト!【合格革命 行政書士基本テキスト】
さぁ次はテキストです。
人によってはテキストから選ぶ人もいますよね。
テキストを勉強しつつ、自分に必要な力を養える問題集を選ぶというように。
私の場合、問題集を先に購入しました。
で、先ほど紹介した合格革命の肢別本は問題集の対応する箇所のテキストページが書いてあるんですよね。
それが便利ということと、合格革命のテキストはフルカラーで見やすい(白黒のテキストだといかにも勉強!という感じで個人的にたえられない笑)
ということで私はこのテキストを選びました。
基本的に問題集から選んだ人は同じシリーズのテキストを選ぶといいのかなとも思います。
③民法対策!【スーパー過去問ゼミ 民法Ⅰ・Ⅱ】
基本的には上の2つで十分な感じもするのですが、ここからは自分に必要なものを足していきました。
まず、私は民法をもう少し補強しておきたかった。
また、司法書士試験も念頭に置いているので、民法はしっかりと基礎を身に着けたいと思いました。
そこで登場するのがスーパー過去問です。
よくネットだとスー過去って略されています。
スーパー過去問は公務員試験用の問題集なのですが、テキスト的なページが多くあります。
形式は、まずその分野の例題があって、これを解説、さらに説明を加えて後は実戦形式で問題を解くという感じになっています。
注目すべきは、解説文。
テキスト的な文章ではなく、話しているような文体なんですよね。
まるで講義を聴いているようです。
なので、私のようにほぼ初学者の独学という人にとてもおすすめの問題集です。
ちなみに、私は勉強を始めた最初の方に2冊とも2周して以降はわからなくなった時に振り返ってみる感じです。
やはり、基礎をある程度つかんだら肢別本の民法をやった方がいいかなと思います。
ただ、この「民法の基礎をつかむ」というのがとても難しかったので、やってよかったと感じています。
④ちょっと趣味が入ってるかも…【行政書士の判例集】
行政書士試験の勉強を進めていくと、法律の条文から出題されるものと判例から出題されるものがあることに気が付きます。
私の場合、肢別の解説文読んでると、そんなことある!?って判例の内容がめちゃくちゃ気になることがあるんですよ。
で、ネットで検索して判例読んだりしていたのですが、結構時間がかかっちゃう。
そこで購入したのが、TACの「みんなが欲しかった!行政書士の判例集」です。
肢別の判例問題は【最判昭○.○.○】というように日付が書かれているんですが、判例集は日付索引があるので、探しやすいんですよね。ただ、これでも詳しく掲載されていない判例とかもあるので、結局ネットで判例読んだりすることもあるんですけど…
で、この判例集で探した判例って結構頭に残るんですよね。
なので判例勉強のためには買ってよかったなと思っています。
中にはこの判例集も最初から読んでいって覚えちゃうという人もいるかもしれません。
ただ、私の場合、そこまでする時間はありませんし、数も多いのでとても覚えきれるとは思えませんでした。
なので、勉強の時に気になる判例の問題が出てきたら、この判例集で判例を探してみて読んでみるというように辞書的に使用しています。
⑤時事問題どうする!?【ニュース検定テキスト】
さて、問題はここからです…
行政書士試験は法令と基礎知識からなります。
基礎知識には行政書士にとっての関連法令などの法律の問題もありますが、時事問題みたいなやつがでるんですよね…
私の場合、ニュースは不動産関連のものや自分の気になる分野のものしか見ません。
なので、この時事対策をどうしようかすごく迷っています(今でも…)
かといってあれこれやる時間はないし、その時間があるなら法令の勉強を優先しなければなりません。
そこで、毎日の習慣としてすこしずつこのニュース検定のテキストを読むことにしました。
YoutubeやTwitterなどで時事問題対策のおすすめとしてよく紹介されています。
私も一通り読みましたが、普通に読み物としても面白いですし、何か時事問題の対策をしておきたいという人にはおすすめです。
⑥記述も練習しておこう【出る順行政書士40字記述式・多肢選択式問題集】
行政書士試験では、五肢択一式、多肢選択式、記述式の問題が出題されます。
ただ、点数の大部分は択一式と多肢選択式です。
そして、記述の問題は採点者にもよるところが予想され、確実に点数を取るのは難しい。
例年3題出題されますが、仮に全然かけなかったら0点なわけです。
そこで、よく言われるのが、五肢択一式と多肢選択式だけで合格点である180点を超えるようにしましょうというものです。
私ももちろん、そのつもりで勉強していますが、記述式で少しでも点数を稼げば、もし択一でミスがあってもカバーできます。
また、模試をやってみて、記述式の内容自体は肢別本で勉強しているからわかるのですが、いざ書いてみようと思うとなかなか書けない…
練習しないと本当に0点もありうるのではないかと思うようになりました。
そこで、あまり時間を割くわけではありませんが、記述式の問題集を買ってみることにしました。
この問題集は、あくまで記述式の練習ということで、この内容をしっかり勉強したり肢別本のように何周も勉強するつもりはありません。
やってみての感想なのですが、問題をこなすうち、コツがつかめてきて、記述も満点が取れないまでも部分点くらいならもらえそうと思うくらいになりました。
六法はどうする…?
行政書士試験のための六法とかが売っています。
私もどれを買うかすごく悩んでいました。
やはり条文を把握していくのって大事ですからね。
ただ、私は購入しないことにしました。
というのも、先ほど紹介した合格革命のテキストに別冊六法というのがついてくるんですよ。
もちろん、六法として売られているものに比べると、薄いですし、内容が充実しているとは言えないかもしれません。
ただ、思ったのです。
「だったらこの別冊六法、全部覚えられる?」
無理です(笑)
なので、私は不足があろうとも、この別冊六法を試験本番まで使おうと決めました。
いくら辞書的なものとはいえ、教材を増やしすぎると受かるものも受かりません。
なので、六法を改めて買うということはしませんでした。
番外編
さて、ここからは問題集とかではないのですが、購入したものや勉強にあってよかったものを紹介していきます。
これはいわゆる模試ですね。
過去問は肢別本でこなしちゃうので、初見の問題というのも体験してみたいというのと、自分の現在の力を見たくて購入しました。
3回分模試が入っていて、私の場合、2回目の模試で合格点を超えました。
かなり自信がつきましたし、自分の勉強法が間違いではなかったんだと気づけました。
また、嫌でも弱点があぶりだされますので、やって損はないと思います。
続いてはノートに関して…
私はiPadを使っています。
※上は参考画像のために使っているアフィリエイトリンクなので、もしiPadを購入したい方はスペックとかも選べますから、リンクからではなく、アップルストアなどで自分の欲しいスペックのものを購入してください。
私は今回の行政書士試験、試しにiPadでノートをとるということをしています。
今までは紙のノートに勉強したことや忘れたくないことをメモしていたのですが、そのノートがどこに書いたんだかわからなくなるということもありました。
なので、手書きで書けて検索もできるアプリをiPadに入れて、ノートをとるようにしています。
この際のおすすめのアプリについては、また他の記事で紹介しますね。
まとめ
さて、ここまで行政書士試験のための私の取り組みを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この勉強方法が正しかったのかどうか、今年の11月には判明しますので、試験結果の報告も楽しみにしていてくださいね(笑)
それでは今日はこの辺で。